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国際特許事務所の特許出願について書いてます

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特許出願はインターネットでできるの?

特許出願は作成した書面を直接特許庁へ持ち込んだり、郵送をしたりすることで提出書類が特許庁に受理されるものだと思っていましたが、インターネットでも特許出願ができるんですって。これは、目からうろこの情報でした。私はインターネットのスキルは人並みにはあるので、インターネットで特許出願を行ったほうがスムーズかもしれません。また郵送よりもネットで特許出願を行えば、早く受理されます。ライバルに先手を打ちたいのであればインターネットで特許出願を行ったほうがいいかもしれませんね。

インターネットで出願するためのサポートサイトがあるので、アクセスして「インターネット出願ソフト」をダウンロードするといいようです。このほかに、手続者本人であることを証明するために電子証明書が必要になるようですね。住民基本台帳カードに電子証明書を格納するサービスも使えるようです。この場合にはカードリーダライタも必要になってきますね。ネット通販で1000円程度で買えるICカードリーダライタが見つかりました。その後は、インターネット出願ソフトを使って申請人の利用登録を済ませればいいようです。

インターネット出願ソフトを利用する際には、マニュアルもしっかりあったので、とても助かります。またPDFファイル化されているので、印刷することも可能で助かります。電子証明書を購入するのが少し面倒ですが、そういう場合には、特許事務所の弁理士さんなどにインターネット出願を一任することもできるのでしょうかね?
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特許出願と特許庁

特許出願をするべき場所は「特許庁(とっきょちょう)」なのだそうです。経済産業省の中に位置づけられている国の機関です。特許庁のホームページによると、特許権などの適切な付与をする場であるそうです。特許のほかに実用新案や意匠、商標制度などを総称しての「産業財産権制度」を守る立場なのだそうです。特許庁は総務部門と、特許などに関しての審査を行う部門、また特許出願した案件などに対しての審判などを行う審判の部門等に分けられているのだとか。

審査を行う部門で審査請求が出ている特許出願に対する実体審査などを行い、特許権を付与できるか否かを調べていきます。特許出願に対する審査の結果、拒絶された事に不服申し立てをしたり、特許権承認後に無効審判請求などがなされた場合には、審判の部門で審理を行うそうです。審決の結果いかんでは、知的財産高等裁判所や最高裁判所で司法によって改めて審理が入るということです。それぞれの部門が独立しているので、スムーズで公平な判断を行うことができるということが分かりました。

特許庁のホームページでは、特許出願の様式を見ることができるようです。様式のほか、明細書、特許請求の範囲などそれぞの提出書類の作成要領なども見ることができますので、自力で特許出願を行う際にも助けになるかもしれません。また、これまでの特許や産業財産権制度に関しての歴史などをコラムにまとめているコンテンツもあるので、今日の特許権があるための歴史を紐解くにもいいチャンスだと思いました。

特許出願は東京特許許可局に?(閑話休題)

特許出願を行う際の管轄は「東京特許許可局」なのでしょうか?よく早口言葉で3回言えたらクリアなどというテレビ番組のコーナーがあったり、落語家が大喜利で「東京特許許可局」とつっかえながら言うことで笑いを誘っていますよね。実は、これまで私は「特許出願の願書提出先は東京特許許可局」だと思っていたりしました。お恥ずかしい限りです。

東京特許許可局という団体は存在しないのだそうです。この東京特許許可局という言葉は、テレビ局のアナウンサーのための早口言葉としてあみだされたようなのです。でも誰がこんな言葉を思いついたんでしょうかね。本当に特許出願をする場合は、書類を「特許庁」に提出することになります。特許庁は経済産業省の外局にあたります。特許法という法律などに基づいて、特許出願の受け付けや特許などにまつわる色々な業務や案内を行っているそうです。

特許庁のホームページを見たら、目から鱗です。言い回しこそ難しくて、私自身、何度か読み返しをしてやっと理解できるような部分も多いのですが、特許出願の手続きに関する書類や質問などの説明が充実しています。PDFファイルを用いての提供もあるようなので、印刷を行った後にじっくり読んだり、マーキングすることもできますね。また商標や意匠についての動画まで配信しているようです。主婦のような個人発明家などが利用できそうな制度の紹介なども行っています。特許出願後の審査請求に関して一部費用が減免される制度もあるようなので、利用できるものなら利用してみようと思います。