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国際特許事務所の特許出願について書いてます

特許出願と特許印紙

特許出願をする際には出願料を支払ったり、実体審査を求める場合には審査請求料などを特許庁に支払うことになります。この支払いをするために印紙を購入して提出書類に貼付することもできるんですって。この印紙は「特許印紙」といって、特許庁に納付する時のみに使用できる印紙なんだそうです。収入印紙などは見たことがあるけれど、特許印紙は初めて知りました。

印紙はこの二種類のほかに、法務局で使用する登記印紙などもあります。特許印紙は郵便局で購入できると特許庁のホームページで調べて知ることができました。特許出願に関することを弁理士さんなどに一任している場合には、自分で特許印紙を購入する場面は皆無に等しいのですが、自分自身で手続きを進める時には、印紙を他の種類のものと間違って購入しないように気をつけなければならないようです。

郵便局で間違って特許印紙ではなく収入印紙を購入してしまうことがあるという話を見つけることができました。収入印紙を特許出願願書に貼付した場合は無効になりますし、購入した収入印紙は特許印紙と交換することはできないそうです。特に審査請求の手数料は結構高額なので、2重に購入してしまうことになると、手痛い出費になってしまいますね。郵便局で特許印紙を購入する場合には、窓口でお互いに確認されることがポイントだと思いました。郵便局によっては、特許印紙を取り扱わないところや、在庫が少ないこともあるようですので、事前に在庫を確認しておくことも必要かもしれませんね。
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